定期演奏会の曲の決め方を顧問の先生に聞いてきた子供たち。
定期演奏会の曲の決め方?プログラムって言うのは、この前決めたテーマに沿って決めていく。
その為にテーマを決めたし、テーマが決まっていれば定期演奏会の流れに順番というか話の流れのようなものがプログラムに出てきて、聞きに来てくれた人も一緒に楽しめるようになる。
と言われたそう。
今日もうちに集まって話し合い。
さらに定期演奏会の曲は、テーマに沿ったものと有名な曲を織り交ぜて決めていくそうです。
そして決めた曲をどう並べていくかがプログラム作りの腕の見せ所なんだと言われたのだとか。
さて、今回はいつになく真剣に話し合いをすすめています。
早速、この記事では子供の吹奏楽部で今年から始まった、定期演奏会の曲の決め方とプログラムの決め方をご紹介します。
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定期演奏会の曲の決め方
新しく来た顧問の先生は「定期演奏会はテーマを決めて曲を決めよう」と指導して、はじめに子どもたちにテーマを決めさせていました。
曲の決め方は「テーマに沿って決めてね、決めてみて?できそうな曲。」と言ったそうです。
今までの定期演奏会は顧問の先生が曲決めをしていたそうですが、新しい顧問の先生になって子どもたちが曲を選ぶことになったと。
子どもたちは意気揚々、やる気満々です。
今回の定期演奏会のテーマは「はじまり」。
そして自分たちが1年生の時に演奏した「セントポール組曲」を演奏することが決まっています。
他はどのような曲にしようか?ということで、話し合いをしています。
第1部はクラシックや吹奏楽オリジナル曲から決める
子供たちの定期演奏会は第1部と第2部に分かれています。
第1部ではクラシックやオリジナル曲を演奏して厳かと言うか大人しいシックな雰囲気を出そうねと顧問の先生から言われているそうです。
第1部にセントポール組曲を持ってきてあと2曲ほど何にするか。
オープニング曲も「はじまり」をテーマにすると何を選ぼう?
オープニング曲は毎年使えるような曲がいいと思わない?部のテーマ曲みたいな・・・
という話し合いが行われています。
序曲って付いてるのがいいんじゃない?はじまりみたいな意味だし。
という話で「キャンディード序曲」か「アルヴァマー序曲」かというところで話し合っているようです。
どちらも最初から盛り上がって良さそうですよね。
「キャンディード序曲」はたしか、題名のない音楽界というテレビ番組のオープニングにもその昔使われていたような・・・
あとは吹奏楽コンクールに向けて本格的な練習が「はじまる」意味を込めた課題曲と自由曲のお披露目も考えているようです。
任されるってやる気が出て良いものですね。
第2部はポップスや現代ミュージックなどの楽しいノリの曲を選ぶ
顧問の先生から「第2部は盛り上がる感じの曲で。そうだね、今年ならほら、オリンピックのほら。子供が踊るやつとかね。」と言われたのだとか。
パプリカのことよね?多分パプリカよね??
ということで、パプリカは決定。みんな知ってて定期演奏会が盛り上がる曲。オリンピックがはじまる年ってことでいいよねと。
あとは「令和元年」に流行った曲とか??ということで、楽譜を探してみたり。
ポップス曲は「はじまり」のテーマに沿って曲を決めるのが大変なようです。
「エル・クンバンチェロ」でこれからの景気づけに!なんて意味でもいいんじゃない?という流れになってきている話し合い。
この辺りは顧問の先生と相談して決めるようです。
定期演奏会の曲が決まったらプログラムを組もう
なんとか定期演奏会の曲が決まって後日、プログラムを組むことになったそうです。
定期演奏会のプログラムはお客さんに流れが分かるように、物語性や一貫性をもって決めるように顧問の先生に言われたそうです。
物語性・・・
一貫性・・・
となっている子供たち(笑)
とりあえず、オープニング曲からスタートでしょ?定期演奏会が「はじまり」を意味するってことを司会の人に話してもらって・・・
どうする?どうする??と悩んでいるように見えますが、それなりに決まっていっているようです。
曲決めの時点で、こういう流れだと聞く人も分かりやすいよねというような意見交換もあったので、プログラムの順番はすんなりと決まっていきます。
この曲からこの曲ならつなぎやすいよね?
ここで雰囲気を変えてこうなります!みたいなのを司会に言ってもらったほうが良くない?
などなど、先輩を中心に話が進んでいます。
やはりテーマを決めて曲を選んで、最後にプログラムという流れなので、考える方も一貫性が出来上がっているようです。
プログラムを組む時点では子供たちの中では定期演奏会が完成しているようでした。
司会原稿は〇〇ね!とうちの子が指名されて「えぇぇぇぇ!」と驚いている顔も面白かったです(笑)
定期演奏会の曲決めとプログラム決めで大切なこと
定期演奏会の曲決めとプログラム決めで大切なことは、もちろんテーマに沿って決めると言うことなんですが、もう一つ大切なことがあります。
それは目立つパートが偏りすぎないようにすること。
目立つパートが偏ってしまうと絶対不満が出るんです。
あいつが決めたからあいつばっかり・・・とか、先生に気に入られてるからどーのこーのってうるさいもんなんですよね。
この曲でクラのソロがあったからこの曲はやめておこう。
この曲は木管が目立ってたからパーカッションが活躍する曲にしよう。
この辺りは顧問の先生からのアドバイスは特になかったようなんですが、子どもたちで今までの経験から自然と話が出ていました。
本当はそんなこと気にせずに曲を選べばいいんだと思うんですけど、こういうところが学校の部活ならではというか、女の子が多い世界というか。
だれしも自分のパートが楽しい曲がやりたいですよね。
もちろん、自分のパートが無かったら曲として成り立たないのは誰しも知っているんです。
知っているけど目立つ旋律があると嬉しい。
ハモれると嬉しい。
子供ならではの気持ちを大切にしながらプログラムや曲を決められるのも、子ども達自身で定期演奏会の曲を決められるメリットなんですね。
この記事では定期演奏会の曲の決め方とプログラムの組み方をご紹介してきました。
定期演奏会の曲決めやプログラムの組み方は、まずテーマを決めるところが大切なようですね。
定期演奏会の曲決めの様子を間近で見てしまった私はどんな曲なのかな~という楽しみは無くなってしまいましたが、定期演奏会がどんな仕上がりになるのか楽しみです。
プログラムが決まったらあとはうちの子どもが作る司会原稿にかかってるからね!と若干プレッシャーを与えられつつお開きに。
今年の子たちは仲がいいので良い演奏会になりそう。
定期演奏会のプログラムを私たちに配ってもらえるのはいつごろになるかな?
楽しみに待っていようと思います。
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