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吹奏楽コンクール PR

吹奏楽コンクール自由曲の規定 時間、指揮者、編成について

吹奏楽コンクール 自由曲 規定
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吹奏楽コンクールも野球やサッカーなどのスポーツと同じで、ルールとか規定が分かっている方が楽しめます。

子供が吹奏楽部に入って、吹奏楽を知らないままコンクールを見に行くと・・・

まず吹奏楽コンクールのプログラムをもらって気になるのは、演奏の順番。

そして指揮者と自由曲の曲名。

ふぅん・・・と思いつつ始まると、指揮者が現れる。

指揮者は顧問の先生なの?

自由曲ってみんな違う曲演奏しているね。演奏時間が違う?同じなのかな?

この自由曲って選び方とか決まりって言うか何か規定があるの?

人数も使ってる楽器もバラバラなんだけど・・・編成に決まりはないの?

こんな感じでコンクールが進むにつれて、疑問がいっぱいわいてくるのが保護者なんですよね。

そして帰って来た子供に「ねえねえ、あれってどういうこと?」って質問攻めにしてうざがられるっていうお決まりパターン・・・

そういった疑問は解消したほうがすっきりしますよね!

この記事では吹奏楽コンクール自由曲の規定(演奏時間、指揮者、編成など)についてご紹介します。

 

Contents

吹奏楽コンクール自由曲の規定はどうなっているの?

吹奏楽コンクールは各都道府県によって微妙な違いがあるものの、一般的には全部で3つの部門に分かれています。

  • A部門(中・高・大・一般)
  • B部門(小・中・高)
  • C部門(小・中・高・大・一般)

A部門は、吹奏楽コンクール全国大会まで進める部門で課題曲と自由曲を1曲ずつ演奏します。50人前後の人数で編成されるバンドです。

B部門は、東日本や西日本などの大会まで進める部門で自由曲1曲を演奏します。30名以内の焼酎編成のバンドです。

C部門は県大会のみの部門で自由曲を1曲演奏します。人数制限はありません。

編曲

楽曲を編曲して演奏する場合は著作権者から編曲の許諾を受けること。

作者の死後70年がたっていない作品には著作権が存在するので、著作権者となる作曲者や楽譜の出版社に問い合わせること。

支部大会と全国大会で曲を変えない

吹奏楽コンクールで演奏する曲は、始めから最後まで同じ曲を演奏することが大前提です。

ものまねグランプリのように、勝ち上がったらから課題曲を変えよう、自由曲を変えようというのはできません。

楽器の持ち替え

楽器の持ち替えはOK。

ただし、課題曲と自由曲でメンバーが入れ替わってはいけない。

吹奏楽コンクール自由曲 演奏時間の規定

自由曲の演奏時間は

  • A部門・・・課題曲と合わせて12分以内
  • B部門・C部門・・・7分以内

制限時間には課題曲と自由曲の間の移動時間も含みます。

最初の曲が始まって、最後の曲が終わるまでの時間です。

もし制限時間を過ぎてしまうと失格となって審査対象から外されてしまいます。

課題曲から自由曲の間に移動があったり、楽器の持ち替えがある場合も時間はカウントされています。


 

吹奏楽コンクール 指揮者の規定

吹奏楽連盟の規定によると、「指揮者の資格については制限しない」とあるため、誰が指揮をしてもOKです。

プロの指揮者を呼んできてもいいし、吹奏楽部の部長や、合唱部の部長や顧問の先生が指揮をしてもかまわないということです。

とはいえ、部員の子が指揮をしている吹奏楽部はなかなか見かけたことはありません。

やはり強豪校ほど顧問の先生がしっかり指揮をとっています。

指揮をするにも技術が必要だそうなので、よっぽど指揮者を目指す!という子や指揮が先生よりうまい!という子がいないとなかなか高校生が指揮をするのは難しいのかもしれませんね。

課題曲と自由曲は同じ人が指揮をしなくてはいけません。

1曲ずつ指揮者が交代するのはなしです。

吹奏楽コンクール自由曲 編成の規定

編成にも規定があります。

  • 課題曲と自由曲は同一メンバーが演奏しなくてはいけません
  • 楽器の持ち替えはOK
  • 課題曲と自由曲は県大会、支部大会、全国大会とすべて同じ曲を演奏しなくてはいけません

また課題曲、自由曲それぞれの編成にも規定があります。

課題曲

スコアに指定された通りの編成でなくてはいけません

自由曲

  • 木管楽器・金管楽器・打楽器(擬音楽器を含む)
  • コントラバス、ピアノ、チェレスタ、ハープの使用はOK
  • 歌はスキャット・ハミングはOKだが歌詞はNG
  • 著作権のある楽曲の編曲は編曲の許可を受けていなければ出場できない

 

吹奏楽コンクール メンバー規定

メンバーに関しては細かい決まりがあります。

同一メンバーで、1人の人は1度しか大会に出場できない決まりとなっています。

  • 課題曲と自由曲は同一メンバーでなくてはいけません。
  • 同一人物がA部門とB部門またはC部門などに重複して出場することは認められません。
  • さらに同一人物が高校の部と一般の部で2つ以上の団体に重複して出場することも認められません。
  • 出場者の年齢については不問。

中学校の部

同一中学校に在籍している生徒。

附属小学校児童の参加はOK。(同一系列高校生の参加はNG)

高校の部

同一高等学校に在籍している生徒。

附属小・中学校の生徒の参加はOK。(大学生や先生の演奏者としての参加はNG)

大学の部

同一の大学に在籍している学生。

職場・一般の部

団体の団員。

プロの演奏家や職業が演奏家の人の参加はNG。

 

 

吹奏楽コンクールの自由曲には意外と細かい規定がありますね。

規定を守れなければ、失格になったり出場停止になってしまいます。

曲選びや指揮者、編成については事前の準備でOKですが、演奏時間は本番でテンポが遅くなったり、席の入れ替わりでもたついたりすると、規定時間を過ぎてしまう可能性が。

演奏する子供たちは、そういったところまで気をつけながら気を張って演奏しているんですね。

コンクールが終わって帰ってきたら、良い演奏だったねと声をかけてあげてくださいね。

 

 

 

 

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