我が子が吹奏楽コンクールメンバーのオーディションに落ちたと言ってとても悲しんでいたら。
気持ちも沈みますし、吹奏楽コンクールメンバーオーディションに合格した人をねたんでしまうこともあるでしょう。
かといってこのままずっと同じように過ごすわけにもいきませんよね。
学校でもオーディションに落ちたことを引きずって気持ちが沈んだままでは友達にも気を使わせてしまいますし、明るくふるまわなくてはいけない場面も多いはず。
部活をやめたくなることもあるかもしれません。
この記事では子供が吹奏楽コンクールメンバーオーディションに落ちた時の気持ちの対処法と、これからどうすればいいのか?についてお伝えします。
Contents
吹奏楽コンクールメンバーのオーディションに落ちた理由
まずは吹奏楽コンクールメンバーのオーディションに落ちた理由を考えてみましょう。
オーディションに落ちた理由は次の2つのパターンであることが多いです。
努力が足りなかった
部活をよくさぼったり、練習時間に一生懸命練習せず友達としゃべりっぱなしで終わっていたということはありませんか?
または今まで音楽経験がなく、楽譜がうまく読めなかったり、リズムが他の人よりできていなかったりしていたのに他の人よりも練習することをしなかったということはありませんか?
吹奏楽コンクールオーディションの前にはもう、お子さんは自分が一番下手だろうということは分かっていたのではないでしょうか。
それでも3年生で最後だし、情状酌量で出してもらえるかも?と期待していたのではないでしょうか?
もし3年生だったとしても、他のメンバーよりも劣っていたなら吹奏楽コンクールメンバーのオーディションに落ちたのは仕方ありません。
陸上部でも3年生だからと言って1年生より足の遅い子は大会に出せないのと同じで、吹奏楽コンクールだって金賞を狙うからには下手な人は3年生と言えど出せないのです。
努力が足りなかったのは他でもない自分の責任ですよね。
運が無かった
やるべきことはちゃんとした、練習だってさぼっていなかった。
他の人より下手かもしれないと思っていても、吹奏楽コンクールメンバーオーディションのために一生懸命練習した。
他の部員とのレベルの差は無いはず、思い当たることが無い。
そういったまさかのメンバー落ちは『運が無かった』とあきらめましょう。
先生からみて今回の曲の構成的に音色や演奏の特徴からメンバーを選んだ結果だとは思いますが、それと技術力とは全くの別物。
違う曲ならあなたが選ばれていたかもしれません。
今回は運が無かったんです。
吹奏楽コンクールメンバーのオーディションに落ちるのは挫折を経験できるいいチャンス
社会に出て仕事をしていれば必ず失敗することもありますよね。
社会に出るまで挫折を経験したことのない人は、その挫折をどう乗り越えればいいのか分からなくなってしまいます。
ですが学生時代に吹奏楽コンクールメンバーオーディションに落ちたという挫折を経験していれば、落ちた人だけが挫折の乗り越え方を学ぶことができます。
吹奏楽だけに限らず、そんな経験はありませんか?
入社面接の際にもこのコンクールメンバーから落ちた経験を生かした話をすることができそうですよね。
何事もなくメンバーに選ばれて金賞がとれてうれしかったですと話すより、メンバーに落ちてしまってどんな気持だったのか、どうやって乗り越えたのかを話した方が面接官に響きます。
学生時代に挫折を経験出来てラッキーだくらいに思いましょう。
さらに挫折を知っている人は人の気持ちや痛みが分かるようになります。
他にできなくて苦しんでいる人に寄り添うことができます。
入りたての一年生にメンタル指導をすることもできるでしょう。
吹奏楽コンクールメンバーに受かった人も、いろんな経験ができるかもしれませんが、挫折をする経験はまたとない良い経験になるはず。
悲しい気持ちもありますが、お子さん自身がこの挫折を乗り越えることが必ず人生の中で大きな宝物になります。
吹奏楽コンクールメンバーのオーディションに落ちて部活をやめる?
吹奏楽コンクールメンバーオーディションに落ちたらもう引退しかない。
または私はオーディションに落ちるくらい下手だからもうやめたい。
そう考えて部活をやめることは逃げたことになるのでしょうか?
部活をやめる理由が「オーディションに落ちたから」であれば、逃げたことになります。
他にやりたいことがあってそっちを優先しようという前向きな気持ちであれば逃げたことにはなりません。
気持ちを切り替えたことになります。
吹奏楽コンクールオーディションに落ちて、気持ちが沈んだまま辞めたならそこに成長はありません。
ですが吹奏楽コンクールオーディションに落ちたことで、「別のことに挑戦する時間ができた」ととらえられるなら、あなたは一つ成長できた証です。
辛い気持ちを自分の力で切り替えること、それが人間としての成長を表しているんです。
吹奏楽コンクールメンバーオーディションに落ちたら仲間外れに
吹奏楽コンクールメンバーオーディションに落ちたとたんにお子さんが仲間外れになることがあるかもしれません。
女の子は特に「私達仲間だもんねー」とグループを組みたがる子がいるのも否めません。
そんな時、怖い顔になっていませんか?
そんなことで離れていく友達はその程度の人間だったんです。
このようなことは残念ながら大人になってもなくなりませんよね。
大人の方が大変かも。
気持ちに折り合いをつける練習だと思って他の仲の良いお友達にも目を向けてみましょう。
吹奏楽コンクールメンバーに落ちたことから成長しよう
吹奏楽コンクールメンバーに落ちたなんて、今までの自分を否定されたような気持になるのも無理ありません。
ですが、これを機に成長できないと落ちた経験が辛いまま残ってしまいます。
落ちて辛かったけどあの時の経験があって良かった、そう言えるように挫折を乗り越える方法をお子さんと一緒に探してみましょう。
落ちたことを他人のせいにしても始まりません。
たとえそれが他人のせいでも自分のせいでも、乗り越えなくてはならないのはお子さん自身です。
ちょっとつらい経験にはなりますが、前向きになるようサポートしてあげてみてくださいね。
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