トイズ・パレードをきいた瞬間に、あっ、この曲何かに似てる!と思った人は多いはず!
うちの子も「ねえ、このトイズ・パレードっていう曲何かに似てない?ねえねえ、似てない??」と、先日アップされたばかりのウィッシュウインドオーケストラのYouTube動画を聴きながら騒いでいます。
確かに似てるかも。
とくにこのトイズ・パレードの最初のところとかこのメロディーが・・・
あ、スーザだ。雷神!そして小象の行進にも似てるかな・・・(笑)
トイズ・パレードと雷神、そして小象の行進を聴き比べてみましょう♪
後半ではトイズ・パレードの見せ所と練習ポイントもご紹介します。
Contents
トイズ・パレードは雷神に似てる
トイズ・パレードのイントロと、雷神のイントロが似ているような
まずはトイズ・パレードのイントロから聞いてみてください。
次はスーザの雷神のイントロ
音階の方向?トイズ・パレードは上がっていくけど、スーザの雷神は下がっていくんですね。
スーザはとても有名だから、あれ?なんか知ってるような・・・って思ったのかも。
この2曲のイントロは誰が聞いても似てる!って思えそうです。
その後は似てないんですけどね。ファンファーレのリズムが同じだからかな??
トイズ・パレードは小象の行進にも似てる
イントロのあとのメロディーもあの有名な小象の行進を思い出します。
まずはトイズ・パレードから。
次に小象の行進。
なんとなく似てますよね!
小象の行進はひょうきんな感じがするし、大丈夫かな?ちゃんと歩けるのかな?とちょっと不安な感じがするのに対して、トイズ・パレードは意気揚々と元気に前に進んで行く感じはします。
トイズ・パレードの方が明るい感じもしますよね。
比べてみるとほんと面白いですね。
トイズ・パレードは雰囲気が有名な曲に似てるので親近感がわきますね。
トイズ・パレードの見せ所と練習ポイント
トイズ・パレードはマーチとしてはめずらしい、テンポが変わるところがあるのが大きな特徴です。
トイズ・パレードの見せ所
マーチと言えば、本来は行進曲なのでずっと同じテンポで進んで行ける曲が多いのです。
ですがトイズ・パレードは作曲者の方曰く
「アメリカのミュージカルやディズニーのようなイメージ」
なのだそう。
たしかに途中でテンポが落ちてその後どんどん早くなっていく様子は、まるで「抜き足差し足からのダッシュ!」を表しているようにも聞こえます。
このところは曲を知っている人ならワクワクしながら待ってしまうところ。
どう表現するかで、団体ごとの表現力が問われるのではないでしょうか。
同時に、メロディーを担当する楽器が変わるところも見せどころです。
クラリネットの明るいメロディーから優しいユーフォ、そしてサックスへの流れは聞き手に面白みを与える気がします。
単調なマーチだからこそ、ちょっとした変化が見せ所になりそうです。
練習ポイント
課題曲の解説で作曲者の方が「アメリカミュージカルのような、ディズニーのようなイメージ」とおっしゃっています。
それだけに、曲自体にどんなストーリーが乗っているのか?を考えて練習するのがポイントとなります。
トイズ・パレードはおそらくおもちゃの行進ですよね。
どんなおもちゃがどんな風に行進していくのか。
ディズニーってことはトイストーリー?それともトムとジェリー?はたまたミッキー??
いろいろな想像がわいてきますよね。
そしてシーンごとにどんな雰囲気を出したいのか。
この辺りを想像しながら練習すると、部としてのコンセプトも固まるし、全体の表現もまとまりやすくなりそうです。
この記事ではトイズ・パレードが雷神と小象の行進に似ていることと、見せ所と練習ポイントについてお伝えしてきました。
トイズ・パレードではバスパートとパーカッションががリズムを、ホルンが裏打ちをしっかり演奏してくれているので、クラリネットなどのメロディーパートは乗っていきやすいですね。
テンポが遅くなるところや印象が変わるところで、行進のリズムが落ちたりちょっと立ち止まってしまうような雰囲気にならないように。
一定のリズムを刻みながら演奏できると飽きない演奏になりそうですね。
うちの子はクラリネットなので、この曲、クラが目立っていいよね、しかも1stから3rdまでみんなでメロディー吹けるって結構素敵じゃない??と言っています。
お友達も課題曲1、結構いいよねという子が多いみたいです。
私としてはスーザの感じに似ているからなんだか強そうよねーなんて思ってましたが、学生さんには意外と人気なのかも。
でも人数の少ない学校や初心者の多い学校は王道のマーチなのに曲自体に変化もあるので、素直に演奏しても楽しめる曲ということで選びやすい曲かもしれませんね。
トイズ・パレードいいね!という子供。
次は課題曲Ⅱを聞いてみるそうです。
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