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吹奏楽コンクール PR

吹奏楽コンクール自由曲ランキング 金賞回数の多い曲5選

吹奏楽コンクール自由曲ランキング
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今年の吹奏楽コンクール自由曲を口ずさんでいる我が子。

吹奏楽コンクールの自由曲にもJPOPのように人気の曲や流行の曲があります。

とくに2019年吹奏楽コンクールは『ブリュッセル・レクイエム』というベルギーで生まれた鎮魂歌がなぜか吹奏楽部員の間で大流行し、吹奏楽コンクール全国大会でも7校が演奏するという異例の事態に。

『ブリュッセル・レクイエム』までとはいきませんが、「この曲は吹奏楽コンクールで金賞をとりやすいの?」と疑いたくなるくらい金賞校に人気の曲があります。

そこで、過去10年間の吹奏楽コンクール全国大会で金賞を受賞した中学校と高校が演奏した自由曲を調べて曲ごとに回数を数えてランキングにしてみました。(中学校と高校の合算です)

では早速、吹奏楽コンクール自由曲金賞回数の多い順ランキングをご覧ください。

 

Contents

吹奏楽コンクール自由曲ランキング 1位

バレエ音楽「ダフニスとクロエ」より序奏、宗教的な踊り、全員の踊り

M.ラヴェル作曲

演奏回数:7回

何度も吹奏楽コンクール全国大会で演奏され、金賞や銀賞を受賞している曲です。

過去10年の間にも7回の金賞を受賞しています。

この曲は、主人公の女性クロエが海賊に誘拐され、それをダフニスというクロエのことを愛している男性が、神様の力を借りてクロエを助け出すという筋書きのバレエ音楽です。

オーケストラ曲を吹奏楽曲に編曲したもので、木管楽器の目立つ曲と言えます。

かなり高度な運指技術が必要でグレードも高いですが、圧巻の演奏で吹奏楽部員の心をわしづかみにしている曲です。

吹奏楽コンクール自由曲ランキング 2位

吹奏楽のための風景詩「陽が昇るとき」より

高 昌帥 作曲

演奏回数:6回

全部で4つの楽章から成り、吹奏楽コンクールで演奏されることが多いのは1,2,4楽章です。

難易度のかなり高い曲ですが、吹奏楽部員の中にはこの曲のファンも多く、1度は演奏してみたいと思った人も多いのではないでしょうか。


 

吹奏楽コンクール自由曲ランキング 3位

3位は5回の演奏回数で、同じ5回の曲が3つありました。

復興

復興

保科 洋 作曲

演奏回数:5回

阪神淡路大震災をテーマに作られた曲で、震災に合ったところから立ち直っていく様子を表している壮大な曲です。

終盤の美しいメロディーが希望を感じさせてくれます。

東日本大震災や熊本大震災などの復興を願う思いを込めて、数多く演奏されてきています。

 

科戸の鵲巣-吹奏楽のための祝典序曲

科戸の鵲巣-吹奏楽のための祝典序曲 

中橋愛生 作曲

演奏回数:5回

「しなとのじゃくそう」と読みます。

陸上自衛隊中央音楽隊の委嘱作品で、大編成の楽団向けに作られた祝典序曲です。

お祝いの意味と、祝福された未来へ向かう意味を込めて作られた曲で、前後の3分間をあわせるとファンファーレのように作られているのが大きな特徴。

大編成のバンドで、元気のある感じの曲調が人気です。

 

ブリュッセル・レクイエム

ブリュッセル・レクイエム

ベルト・アッペルモント (Bert Appermont) 作曲

演奏回数:5回

ベルギーで起きた連続爆破テロの犠牲者を悼む鎮魂歌(レクイエム)として2016年に作曲された新しい曲で、金管バンドのための曲を作曲者自身が吹奏楽曲に編曲したものです。

ブリュッセル・レクイエムは最近大人気の流行曲で、動画の精華女子高校吹奏楽部の演奏を皮切りに、全国的に人気が広がり2019年の吹奏楽コンクール全国大会ではブリュッセル・レクイエムで5つもの団体が金賞を受賞しています。

鎮魂歌をコンクール用に短く編曲したものが演奏されていますが、それぞれのかっこいいポイントをついており、吹奏楽部員の心をわしづかみにする曲となっています。

難易度も高く、かなりの技術を要します。

ブリュッセル・レクイエムが金賞をとりやすいのかといえばそういうわけではありません。

ブリュッセル・レクイエムを演奏したのは県大会では67団体もありました。

2019年はたくさんの吹奏楽団が自由曲にブリュッセル・レクイエムを選んで演奏したということなんですね。

 

 

吹奏楽コンクール自由曲ランキングの上位5曲、第3位までをご紹介しました。

調べてみると過去10年間に4回演奏された曲は9曲、3回演奏された曲は7曲あり、過去金賞を受賞した曲は人気があることが分かります。

金賞を受賞した曲を自由曲に選べば、その学校の音源をもとに同じレベルの演奏ができれば金賞が受賞できるだろうという目安になり、練習の方向性をつかみやすいというメリットもあります。

逆に、審査員の方が聞きなれていて審査が厳しくなってしまうというデメリットも。

どちらにせよ技術レベルと校風に合わせて、みんなが楽しく練習できる曲を選ぶことが一番大切です。

子供はかっこいいから、演奏してみたいから、私達だってこのくらいできる!と背伸びしてしまいがちですが、自分達の状況をよく理解して選曲することが大切なんですね。

ですから顧問の先生がこんな曲を選んできたと文句を言っていたとしても、それなりの理由があるということです。

子供は「自由曲が気に入らない」、「先生あんな曲選ぶなんて」と家でぶつくさ言うこともありますが、最後は必ず楽しく演奏しているはず。

暖かい目で見守っていきたいですね。

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