吹奏楽部の人間関係がドロドロしてないよっていう人は、よっぽどのストレス耐性のある人なんだろうなと思う今日この頃。
うちの子が中学校で体験した、吹奏楽部のドロドロな人間関係を思い出してもそれはそれは・・・
特に同級生のある一人の子がそれはそれはわがままで性格が悪くてもう(笑)
子どもの吹奏楽部、人間関係ドロドロ談をご紹介します。
Contents
吹奏楽部の人間関係はドロドロ
何から話そうか?とも思うんですが、女子ならではのドロドロ体験談をご紹介します。
- 成績トップ女子仲間外れ
- お金持ちへの妬み
- 顧問のお気に入りへの嫌味
- 異性交流
- 他の学校の定期演奏会チケット事件
ざっとご紹介するとこんなことがありました。
他にもあるんだろうけど、子どもが私に話してくれた中で覚えているのはこのくらいです。
中学生だったし、いろいろ心配でした。
成績トップ女子仲間外れ
吹奏楽部ホルンパートに、成績トップで入学したMちゃんがいました。
Mちゃんは本当に頭が良くて、入学式でも答辞を読んだし先生からの評判もいい子でした。
お返事もはきはきしてるしね。
しいて言うならちょっと陰キャでアニメ好きだった。
頭の良い子なら陰キャでアニメ好きっていうのは珍しくないと思うんですよね。
当時、うちの子がいた吹奏楽部は2年連続県大会に出場して、その功績から入部希望者が殺到している時代でした。
だから本当は吹奏楽になんて興味の無いような子でも「強いらしい」「すごいらしい」っていう噂を聞きつけて入ってきている時代だったんです。
そうやって集まってくる子ってどうしても陽キャで流行を追っている感じの子が多くなりますよね。
陰キャアニメ好きのMちゃんとは対極の性格。
一番先頭切ってMちゃんを仲間外れにしていたのは、フルートパートのNちゃん。
「きもいよね」
そういって自分の仲間を作っていました。
幸い、ホルンパートの同級生はNちゃんの前ではMちゃんとあまり話さないようにしていたけど、普通の場面では普通に仲良くしていたみたいなんです。
だからMちゃんはホルンを頑張っていたんですが、あのNちゃんのMちゃんを毛嫌いしている姿はほんと怖いくらい。
もしうちの子がそんな目に合ったら泣いて帰ってきて部活辞めちゃうだろうなと。
もちろんNちゃんになびく子は多かったけど、しょせん吹奏楽部。
陰キャも多かったんですよね(笑)
心の中ではMちゃんのことをそんな風に思えないなと思ってる子も多くて、そんな感じでMちゃんは中3まで吹奏楽をがんばっていました。
頭いい子だったから気持ちに折り合いつけるのも上手だったのかもしれないけど。
でもあれはかわいそうだったな。
お金持ちへの妬み
発端はまたNちゃん(笑)
ある日、女の子数人が集まって一緒に洋服を買いに行ったんです。
みんながファストファッションでお買い物している中、Oちゃんが「デパート行こう?」って言って。
「いつもここで買うのーここの服かわいいよー」
と言ったお店のTシャツが1枚2万円。
怒り狂ったNちゃん。
その日から
「あの子、高い服みんなに勧めてきて何?自慢?私達のこと貧乏だと思ってバカにしてるんだよ」
って。。。
こわっ。
中学生だからみんなNちゃんに結構なびいちゃうんですよね。。。
これもまた幸いなことに、Oちゃんはホルンパート。
NちゃんとつるんでいたOちゃんだったけど、身をひるがえしてMちゃんと仲良くなって。
いやいや聞くだけで怖い。
顧問のお気に入りへの嫌味
これまたNちゃん。
子どもと同じクラリネットパートのKちゃんが、顧問の先生のお気に入りでした。
ある日「○○先生がKちゃんのこと愛してるんだよ」っていう噂が(笑)
はっ!?
ってなって、そんな噂はすぐ消えたけどKちゃんはそれでしばらくいじられたそうですよ。
かわいそう。
異性交流
他の部の男子にアプローチをかけていたAちゃんたち数人。
そこにNちゃんももちろん混ざっていたんですけど。
なんとNちゃんとAちゃんは、同じ子を好きになったんです。
で、選ばれたのはAちゃん。
NちゃんはしばらくAちゃんと口をきいてませんでした。
何があったのかは分からないけど・・・でもAちゃんはしっかりした子だったせいなのか、Nちゃんは自分が恥ずかしかったのか、それ以上は何もなかったけど・・・
何が起こるんだろう?とみんながヒヤヒヤ・・・
って言うほど、吹奏楽部内に噂が広まっていたんです。
噂の広まる速度が速すぎるのも怖い。
こんな話聞くと、うちの子もどんな異性交流をしているんだろうかと親としては気が気じゃなかったですね。
他の学校の定期演奏会チケット事件
これは事件でした。
そして多分、まだ解決してない。
Aちゃんが他の学校(高校)の定期演奏会チケットを手配していたんです。
お隣さんがその学校の吹奏楽部とかなんかで。
で、フルートの先輩が「今ちょっとお金がないからチケットだけ先もらっていい?」と。
人のいいAちゃんは「良いですよ。」って渡しちゃったんですよね。
そのままお金もらえなくて盗られちゃったんです。
でもその先輩こわいからなかなかお金くださいって言えないし、勇気を出して言うと「ごめーん、今ないんだよねー」って。
これは・・・事件です。
でも結局、Aちゃんは先生にも相談できなくて。
多分そのまま卒業しちゃったと思います。
ひどいな。
その先輩は途中でなにかやらかして、先生のお怒りをかって退部になったんです。
その理由は誰にも明かされてなくてフルートパートの秘密になっていたので誰も知らないんですが・・・
ほんと吹奏楽部っていろいろありすぎです。
吹奏楽部の部長は辛い
こんなにまとまりのない吹奏楽部をまとめなくてはならない部長は、本当に大変だったようです。
先ほど紹介したのはうちの子の学年だけの話でしたが、他の学年でもいろいろあったはず。
部長になると、そんな部員たちと先生とのつなぎ役をしなくてはいけません。
また弱小校だったので、部長から「強くなるためにこんな練習をしましょう」と提案することが多くありました。
たいがい提案があると「えー、いやだ」ってなるわけです。
中学生だから。
部長も中学生だから「えー、いやだ」って言われると「はっ!?」ってなるわけです。
まとまらないったら。
部長が顧問の先生の前で泣いているところを何度も見かけたといううちの子。
詳細はわからないけど「無理です」っていうたびに「無理って言うな。」と言われているようだったとか。
初めはやる気に満ちた表情だった部長が、2学期には疲れ果てた顔になり、3学期にはあまり発言しなくなるという謎のルーティーン。
顧問の先生にも問題があったのかもしれませんが、みんなをまとめるというのは並大抵ではいかないようです。
吹奏楽部のドロドロの人間関係に疲れてしまう部長
なぜ部長が吹奏楽部のドロドロの人間関係に疲れてしまうのか。
それは人間関係がドロドロすると、部内がぎすぎすしちゃうんです。
部内をまとめるのが部長の仕事なのに、最悪誰も言うこと聞かなくなっちゃうんですよね。
○○しましょう~と言っても誰もしない。
○○はどうですか?と言っても誰も返事しない。
大人になってそういう話を聞くと「まあ中学生あるあるだよね」と思えますが、本人たちはそんなこと知らないし。
授業でもよくあることなんです。
英語の先生が「隣同士で会話して」と言っても誰も始めないとか、冗談を言っても誰も笑わないとか。
でもそれをお友達の部長にやったらだめですよね。
でもやっちゃうんですよ、一部の人は。
そうなると、部長は泣かなきゃいけなくなるんです。
周りに良い協力者がいると良いんですけど、しっかりしている子が部長になっているわけで、その部長よりしっかりした子って周りにあんまりいないことも多いし。
だから孤立無援になってしまう。
ハラハラドキドキしながら見守ってくれるお友達はいても、一緒に戦ってくれる友達がいない。
これは本当に大変です。
吹奏楽部だけじゃなくて、どこの部の部長さんも同じような悩みを持っているんだとは思うんです。
でも運動部ならこの人が強いっていうのは誰の目から見ても明らか。
だから言うこと聞く人も多いかもしれないです。
吹奏楽部は誰が一番上手かというのはなかなか決められないものです。
そうなると上下関係が厳しいわりに上下関係を作るのがすごく難しいこともあるんですよね。
そんな中での部長は本当に神経が磨り減る役割なんじゃないかなと。
子どもを見ていてそう感じた次第です。
吹奏楽部の人間関係はドロドロだと言っても、社会に出て閉鎖的空間で働く人たちはもっとドロドロしていることもあります。
ドロドロを気にしないスルーする力をつけられるのも今のうちなのかも。
とは言っても、あまり過激なのは困りますね。。。
後から思い出して「良い思い出だな~」と思える程度で勘弁してもらいたいものです。
このご時世、お買い物に行くのも大変ですよね。
楽器関連で必要なものは島村楽器がおすすめです。
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他にも「こんなものあったんだ!」とびっくりするようなものが沢山あるので、見てみてくださいね。