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クラリネットがリードミスしてしまう原因 チェックポイント

クラリネットがリードミスしてしまう原因
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リードミスはクラリネットパート最大の悩み。

リードミスってなんでしてしまうんだろう。

クラリネットパートの子どものお友達が家に来ました。

その子はクラリネットパートの中でもリードミスが多すぎてついに先輩に怒られてしまったそう。

クラリネットのリードミスは仕方ないとはいえ、プロの奏者はリードミスをあまりしません。

吹奏楽強豪校の演奏を聞いてもクラリネットのリードミスが聞こえてくることは稀です。

そうなると、リードミスは対策次第で減らせるんじゃないかなと。

実際、ベテランの先輩やうちの子も含めてリードミスは多くても1日3回くらいだそう。

でもその子はあるフレーズになると必ずリードミスしてしまうそうで、どうすればいいのかな?とクラリネットを持参して練習中です。

 

Contents

クラリネットのリードミスをしてしまう原因とは

クラリネットのリードミスには原因があります。

リードミスは

  • 奏者
  • 楽器
  • リード

この3つのうちどれか、またはいくつかが組み合わさって起きてしまうものです。

奏者(吹き手)が原因の場合

吹き手が原因のリードミスはいくつか考えられます。

  • アンブッシャ―が深い
  • マウスピースをきつく噛みすぎている
  • マウスピースをゆるく噛んでいる
  • 演奏するときの体の重心が上の方にある
  • 息を入れるスピードがリードに合っていない
  • クラリネットの穴を指でしっかりふさげていない
  • 余計なキーを押してしまう

ぱっと思いつくだけでもこれだけの理由があるようです。

その子のお口周りを失礼ながら拝見すると。。。

多少、出っ歯傾向があります。

そのせいなのか、マウスピースを加える口が深いようにも見えます。

でも、歯が当たっている部分を確認すると他の部員との差は無いように見える。

となると、加えるのがきついのか。

吹いているときの指を確認。

ふさげていない感じは特にない・・・レジスターキーに指が当たるのかな?とも思ったけどそうでもない。

しいて言うなら、吹くときの姿勢が確かにちょっと重心が高い気がする。

背筋が伸びていて姿勢がとても良いのだけど、、、チョンと押したら頭から落ちていきそうな、、、そんな風に見えました。

それを直してみようか・・・と言うことになりました。

楽器に原因がある場合

  • マウスピースが割れている
  • 楽器にひびが入っている
  • タンポンが膨らみすぎている

まだ子供なので、誤って楽器を下に落としてしまうこともあります。

ぎゃーー!と言いながら急いで拾うわけですが、当たり所が悪いとひびが入ってしまうこともあります。

そのお友達は性格上、楽器をよく落としてしまうのだそう・・・

とりあえず確認したけど一応大丈夫そうです。

リガーチャの締め具合かなぁ??なんて見たりもしていましたが・・・

タンポンが膨らみすぎていると、穴がふさぎきれずにリードミスの原因になることもあります。

一応、大丈夫そうではありますが。。。

リードが原因の場合

リードを使い古して薄くなっていたり、ずっと使い続けて透けて見えるようになったリードはリードミスの原因になります。

また息のスピードが速いのに、3や2半などのうすいリードを使っているとミスが出やすくなります。

今回、お友達は3のリードを使っていたのでとりあえず3半のリードを試してみることに。

あとはリードの振動具合を見てカッターで切れ込みを入れて調整するという方法もあるけど、ちょっと難易度高いかな。

とりあえず、一番音が出やすいそうなリードで挑戦です。

クラリネットのリードミス チェックポイント

クラリネットのリードミスは練習次第とも言えますが、あまりにも長い間リードミスが続く場合にはチェックポイントを確認してみましょう。

  1. アンブッシャ―は正しいか
  2. リードをきつく又は緩く噛んでいないか
  3. 重心が下になるような姿勢で吹いているか
  4. 楽器の穴をきちんとふさげているか
  5. リードは薄すぎないか

あわせて、楽器屋さんで点検もしてもらってみましょう。

古い楽器や1年以上使っている楽器は、どこか交換したほうがいい部分があるかもしれません。

連符でリードミスが出る場合

連符というのはちょっと専門的ではありませんが、吹奏楽部では業界用語的に使われる連符のところ。

ここでミスが出る人は

  • 息が足りなくなって息のスピードが弱くなっていないか
  • マウスピースをかむ力が無意識に強くなっていないか
  • 連符が終わったところで口が無意識に緩みすぎていないか
  • 指が回っていないのではないか

この辺りを確認してみましょう。

ロングトーンでリードミスが出る場合

ロングトーンでのリードミスは主にアンブッシャ―や息の問題です。

最後苦しくなって、うぅぅって吹いている間にどれかが崩れてしまうので、リードミスにつながります。

これは練習あるのみですね。

タンギングでのリードミス

まだ慣れないうちは、早いタンギングって難しいですよね。

タンギングのせいで口が緩んだり、息が漏れたり、リードの振動と息の量が合わなくなってリードミスにつながることもあります。

これも、、、練習あるのみです。

なんでもない場所でのリードミス

曲を吹いている時、歌うような気持ちで吹いていませんか?

口が曲に合わせて歌詞を口ずさんでいたり、音階を言う感じになっていたりしませんか?

そうなるとアンブッシャ―が変わってしまうので、リードミスにつながります。

楽譜を読み慣れていない初心者にありがちなリードミスなので、なるべく歌わず頭の中だけで歌えるようにがんばりましょう。

 

クラリネットのリードミスを減らす方法

クラリネットのリードミスは初心者なら練習で減らしていくことができます。

口の形を一定に保つ

顔面の筋肉を鍛える・・・(果たして意味あるのか分からないけど先輩が叫んでるらしいw)

疲れちゃって口のしまりが悪くなるのかもしれないよねという話が出ています。

そうかもしれない。

タンギングを練習する

タンギングはリードミスを引き起こしがちで怖いらしい。

練習!練習!!と、結構スパルタなうちの子(笑)

でもそうかも。

息を長く保って、キレイなタンギングができればリードミスが減らせそうです。

丁度いい息の量を見つける

息の量が多すぎても、早すぎても、リードの振動と息が合わなければリードミスが起きてしまいます。

何度も何度もいろんな音をロングトーンしたり音階練習をして、ちょうどいい息の量を見つけてみましょう。

リードミスが起こる吹き方を見つける

リードミスしないように練習するのはもちろんですが、こうやって吹いたらリードミスが起こってしまうというところを発見するのも1つの方法です。

こうなったら自分はリードミスしてしまう。

それが分かればそうしないようにすればいいだけなので、気を付けることができるようになるかもしれませんね。

 

クラリネットのリードミスについて考えてきました。

結局、うちに来ているお友達は姿勢を直したら少しマシになったようです。

いろいろ頑張っていたので、そればかりではないかもしれないけど。

明日からは少しリードミスが減ると良いですよね。

リードミスは吹奏楽コンクールなどでの減点対象にはならないけれど、耳障りなくらいリードミスが多いと練習不足と取られてしまってもしかたありません。

多すぎるリードミスは確かに練習不足だしアンブッシャ―の確認不足。

リードミスしない吹き方、してしまう吹き方を分かるくらいたくさん吹いて自分の楽器や自分の特徴を研究することが大切なのかもしれませんね。

 

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