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チューバとユーフォニアムの違い 吹き方に気をつけろ!

チューバとユーフォニアムの違い 吹き方に気を付けろ!
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チューバとユーフォニアムは見た目こそ同じように見えますが、全くの別物。

吹き方も違います。

だから「チューバとユーフォニアムって何が違うの?」なんてトンチンカンな質問をしたクラの子はバスグループから袋叩きの計にあってしまったわけです(笑)

チューバの小さい形のがユーフォニアムと表現されることはよくありますが、全然違う楽器なんですよね。

チューバとユーフォニアムの違いを一つずつ確認してみましょう。

 

Contents

チューバとユーフォニアムの違いとは

チューバとユーフォニアムの大きな違いを挙げてみると

  • 音域が違う
  • 役割が違う

の2つです。

音域が違う

チューバは低音でユーフォニアムは中音域です。

ユーフォニアムのマウスピースはバストロンボーンと同じです。

ですからユーフォニアムはチューバと同じではなく、トロンボーンと同じパートで練習します。

ですが、ユーフォニアムはトロンボーンと違って役割が理解しにくい楽器でもあります。

ある時はサックスと一緒、ある時はトロンボーンと一緒、ある時はメロディのオブリガードを一人で・・・なんてことも。

ホルンとユニゾンのこともあるし、チューバの裏打ちを一緒に吹くこともあります。

全体として、音に厚みを持たせるのがユーフォニアムの役割とも言えます。

その響きはとても美しく、聞いている人をほんわかさせてくれる音です。

役割が違う

チューバはバスパートのエース。

チューバ無くしてはバスパートはあり得ません。

他のバスパートの音まで拾って響かせる、親分のような役割をしています。

ユーフォニアムはバスパートではないので、全体のリズムを刻んだり低音を支えるという役割は全くありません。

中音域で間を埋めて音を響かせるのがユーフォニアムの役割です。

役割から見てみると、チューバとユーフォニアムは全くの別物ということが分かりますね。

チューバとユーフォニアムの吹き方の違い

チューバとユーフォニアムは役割が違うのでもちろん吹き方も違います。

チューバは低音として力強く、響かせるように吹きます。

チューバの音が聞こえないところがあってはいけません。

控え目に演奏しなければならない場面と言うのはまずありません。

低音が聞こえないと全体がしまらないからです。

一方、ユーフォニアムは聞こえすぎてはいけないところもあります。

サックスメインでユーフォニアムも音が乗っているところは、サックスの邪魔をしないように控え目に吹かなくてはいけません。

ユーフォニアムメインのユニゾンやメロディのアンサンブルなどでは、ユーフォニアム持ち前の豊かな音で大きくひびかせて聴かせます。

チューバは必ず聞こえるように、ユーフォニアムは場面によって緩急をつけるように吹くんですね。

 

チューバからユーフォニアムに楽器変更

学校の吹奏楽部ではチューバからユーフォニアムに楽器変更する人もいます。

メロディーを吹いているユーフォニアムにあこがれて変更する人が多いようです。

吹き方も運指もチューバもユーフォニアムも同じなので、持ち替えは比較的楽にできるようです。

でも役割が全く違うし楽譜の音域が全く変わってしまうので、音を鳴らせたあとに苦労する人も。

チューバのようにいつでも目立って裏打ちを!とユーフォニアムを吹いていたら、「もう少し静かに」と言われることも。

ユーフォニアムからチューバに持ち替えて吹いていたら、「もう少し出して」と言われることもあります。

子供の吹奏楽部でユーフォニアムの先輩が持病で2カ月間休部することになって、ユーフォニアムが入りたての1年生1人だけになったことがありました。

あまりに頼りないので、お手本をと顧問の先生がチューバの子に「そのフレーズ吹いてみて?」と言って吹かせてみたら。

吹奏楽部全体がびっくりするほど大きな大きな音が出たそうです。

そしてそれを聞いて「えぇ!・・・やばっ!」と部屋中が笑いに包まれたとき。

トロンボーンの先輩が

「先生、ユーフォはボーンと近いのでウチで面倒見ます(笑)」と叫んだそう。

そのあと子供たちはチューバの子の周りに集まって「すごかったね~!!」と大騒ぎ。

チューバの子もなんだか嬉しそうに「音が小さいって悩んでたけど、私十分吹いてるね(笑)」と言ったのだとか。

人数に対してチューバの数が足りなかっただけなんですよね。

このチューバの人数問題は新しい顧問の先生になって解決したそうです(笑)

 

この記事ではチューバとユーフォニアムの違いについてご紹介してきました。

失言により袋叩きにされてしまったクラの子ですが、チューバとユーフォニアムはエスクラとクラの違いくらいに思っていたら、大間違いだったと反省していたんだとか。

初心者には見た目が同じに見えるので、なかなか違いを見抜くのは難しいかもしれませんね。

実際はチューバは低音楽器でユーフォニアムは中音楽器。

ユーフォニアムはトロンボーンの仲間なんですね。

ちょっと調べてみると、チューバとユーフォニアムのもともとの楽器は同じ楽器から派生したようです。

でも今ではもう全く違うの別の楽器になっているんですね。

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