吹奏楽部は忙しいから勉強との両立が難しい、難関大を目指すなら吹奏楽部には入らないほうがいいと言われています。
確かに難関大学を目指す子は茶道部やESS、パソコン部のような勉強との両立が比較的簡単な緩い部活に入っているイメージですし、実際そういう子が多いです。
ですが難関大学を目指したいけど吹奏楽部にだって入りたいと思う子だっていますよね。
うちの子もそうでした。
ここで私がダメって言うこともできたんですが、色々調べて、勉強との両立をちゃんとするという約束で吹奏楽部への入部をOKしました。
吹奏楽部は勉強との両立ができないほど忙しいのか?についてご説明します。
吹奏楽部は勉強と両立できないほど忙しい?
吹奏楽部に入っているうちの子のスケジュールは
練習:6時まで
帰宅:7時、塾がある日は10時すぎ
宿題:多い日は1時間以上かかる
寝るのは11時過ぎ
朝練:自由参加(コンクール前とアンコン前は行く人が多い)
土日:コンクール前とアンコン前は練習あり、そのほかはあったり無かったり
夏休み:平日は毎日練習(週1で休みが入ったり半日になったりする)、土日は半日練習
部活で体力も使っているので、かなりハードではあります。
勉強もがんばるという約束なので頑張っていますが、気合を入れなくてはできないかもしれません。
それでもテレビの時間やスマホの時間をそれなりに減らして頑張っているようです。
かくいう私も吹奏楽部で中高時代には勉強との両立を頑張っていましたが、そろそろ大学受験だからと高2の途中で部活をやめたんです。
でもその後成績が伸びたかというと微妙で、むしろ部活をしていたほうが勉強していたんですよね。
人間って、時間がない時の方が時間を有効活用できたりしませんか?
そんな経験があるので、子どももがんばればできるかな?と信じている部分もあります。
吹奏楽部と勉強の両立は本当に難しい?
子供が入っている吹奏楽部の先輩の進路を聞いてみると、難関大学に合格している先輩もちらほら。
推薦で私立の薬学部に合格をもらっている人もいました。
その子は2年生から3年生の引退まで吹奏楽部の部長をしていたそうです。
部長を決める時に、推薦を受けたいから部長をさせてほしいと周りに言って部長になったのだとか。
部長をやっていると内申点があがってそこそこの成績でも推薦を受けやすいというメリットがあったようです。
私立大学を目指している場合は、推薦を受けるなら運動部や吹奏楽部は内申点が上がる傾向のある学校もあるようで。
勉強との両立ですが、いくら部活が忙しいと言っても基本的に土日は時間があります。
土日に授業を入れられる塾に入って、空き時間は自習室で勉強するというルーチンができてしまえば、それなりにできるという話です。
平日は勉強したくない日もあるし疲れてすぐに眠ってしまう日もあるので、土日をいかに活用するかが大事なんだそう。
友達と遊びたい誘惑に勝つために土日は塾を入れてしまって強制的に勉強をするのが良いのだそうですよ。
吹奏楽部と勉強の両立では高3の引退の時期も大きい
子供の学校では高校3年生はコンクール前に引退と決まっています。
ですから高校3年生の1年間はほとんどを受験勉強に当てることができるんです。
この引退時期は吹奏楽部をOKした理由としては大きかったかもしれません。
強豪校の中にはコンクール後の引退となる学校も。
そうなると、吹奏楽コンクール全国大会は10月末ですから共通テストや私立の入試直前まで部活に出ることになってしまいます。
そのような学校だと受験勉強の時間がなかなか取れないかもしれませんよね。
いくら勉強との両立をと言っても最後のコンクールで力も入るだろうし、強豪校なら妥協も許されない。
高3の夏の段階で志望校A判定やB判定が出ているのなら安心ですが、そうじゃない場合はちょっと困ったなという感じです。
勉強は自分のがんばり次第とは言いますが、物理的に時間がないとなると厳しい事にもなりますよね。
全員が隙間時間を上手に利用して帰ったらすぐに勉強をして、さっさと寝るというような生活ができればいいのでしょうが、大半の子はテレビを見たりスマホをしたり、いろいろと遊びたいこともあるしでなかなか勉強には手が付かないのが現実だと思います。
全国大会コンクール後の引退となる高校では、志望校の確認、先輩の進路などを周りの方から情報を入手するほうが良さそうです。
結局、吹奏楽部は勉強と両立できないほど忙しいのかというと、その学校次第といえます。
進学校は勉強もおろそかにしないところが多いので、夏休みの部活の合間に勉強タイムをとるところもあるようですよ。
もしお子さんが吹奏楽部に入りたいと言ったら、できる限り情報を集めてみてくださいね。
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