吹奏楽部の練習場所である学校。
それが今回のようなコロナウイルスとか、インフルエンザとか、はたまた国の行事、学校の行事でいつもの吹奏楽部の練習場所が使えなくなってしまうことってありますよね。
でも、アンコンやコンクール前だと練習したくてたまらない。
1日でもお休みをとると、できなくなるんじゃないか、音が出せなくなるんじゃないかと気が気じゃありません。
うちの子も「結局アンコンは無くなったけど、もうすぐ新歓の時期だしちょっと練習しておきたいんだよね・・・」と。
けど集まること自体よくないとされている中での複数集まっての自主練はちょっと親としては許可できませんが。。。
今回の休校が長引いたときのために、吹奏楽部の学校以外での練習場所を探してみました。
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吹奏楽部の練習場所 学校以外の他は野外
吹奏楽部の学校以外の練習場所として一番に思いつくのは
- 公園
- 河原
- 海岸
- キャンプ場
などの野外です。
野外コンサートやマーチング、甲子園の応援練習などで使っている場所があればちょうどいいですね。
もしそういった場所が無い場合、最近は騒音などにうるさい人も多いので細心の気を配って準備をして練習します。
またコンクールなどで演奏する繊細なクラシックを練習する場合、木管楽器は吹き込みすぎないように気をつけましょう。
公園
吹奏楽部で代々、練習場に使ってきた公園はありませんか?
また近くの学校がよく練習をしている公園とか。
練習している人が多くいる公園なら集まりやすいですね。
家の近くの公園で突然練習するのはやめましょう。
保育園児の声がうるさいとクレームが来るほどなので、ご近所におうちが多い公園はやめましょう。
普段使っていない公園を選ぶなら、一応、公園を管轄している市役所や区役所に確認を。
直射日光の当たる場所は楽器が傷んでしまうので、屋根付きのベンチがあるような公園だと良いですね。
河川敷
吹奏楽の強豪校、淀工は部員が200人以上いて練習場に入りきらないので、学校の隣の淀川の河川敷で練習しているのだそう。
淀工くらいの強豪校になると、演奏会を楽しみにしてくれている人も多そうです。
練習する音もワクワクしながら聞いてくれている人も多くいるかもしれませんね。
雨上がりの後など、川の水が多い日は危険なのでやめておきましょう。
海岸
海岸は潮風が吹きます。
楽器が潮風にさらされると金属部分がさびてきてしまうのでおすすめできません。
キャンプ場
山や川にある無料のキャンプ場なら練習できそうですね。
キャンプに来ている人は大音量で音楽を流している人もいるため、音がまざってしまうかもしれませんが、お互い平和に練習できるといいですよね。
キャンプ場は無料とは言え、区画の予約がいるキャンプ場もあるのでしっかり確認を。
確認の際に意外と厳しそうなところなら、楽器の持ち込みについて聞いてみましょう。
吹奏楽部の練習場所 おすすめはココ
一番安心して練習できるのはやはり音が外に漏れない屋内です。
有料になる場所が多いですが、高校生なら行けそうなところを探してみました。
カラオケ
最近のカラオケは楽器持ち込みOKの場所が多いです。
1日フリータイムで1,000円以下(学生証提示)のところが多く、ジュース飲み放題、アイス食べ放題付き。注文すればお昼ご飯も食べられます。
ただあまり広い部屋ではないので全体練習には向きません。
アンサンブルの練習やパート練習、個人練習くらいには使えます。
楽器持ち込みOKのカラオケなら文句も出ませんし、思い切り練習できますね。
誘惑に負けて歌って終わらないように気をつけましょう・・・。
校則でカラオケが禁止されている場合は顧問の先生の許可をとるか、おうちの人に一緒に行ってもらってください。
公民館
近隣の大きな公民館なら、ホールや大会議室を貸してくれるところもあります。
文化講習会や習い事などを行っている公民館に問い合わせてみましょう。
公民館によっては有料なこともあります。
うちの近くの公民館で、3時間かしてもらって750円と言われました。
カラオケより安いので、もし可能ならおすすめです。
廃校になった校舎
廃校になった校舎を貸出ししている地域もあります。
うちの地域に廃校になった校舎が3つあって、市役所に問い合わせれば教室や体育館を貸してくれることになっています。
定期的にサッカーやバスケなどを行っている団体もあるので、吹奏楽もいけそうです。
管轄の市役所などに問い合わせてみましょう。
スタジオ
スタジオも空きがあれば貸してくれるかもしれません。
またYAMAHAにも防音室がある店舗も。
場所が狭いかもしれないので、少人数の練習のみで全体練習は不可能です。
値段が結構張るので高校生のお小遣いではちょっときびしいかもしれません。
ホール
区民文化センターのようなホールを借りられると本番さながらに練習できます。
でも値段が・・・1日借りると10万円近くするところも。
ちょっと現実的ではないかもしれませんね。
吹奏楽部の練習場所 音を出さない練習ならどこでもできる
無理を押して練習するので、練習場所が確保できなかったり雨でいつもの公園が使えない場合もあります。
その場合は音を出さずに練習する方法も。
歌って譜面をあわせる
譜面が歌えないことには演奏もうまくいきません。
リズムの取り方もそうですし、出ないでないと悩んでいた高い音も歌えたらすんなり出たということもよくある話ですよね。
楽器練習できない場合は集まって歌ってみるだけでもかなり練習になります。
手拍子でリズム練習
リズムが難しいところを手拍子で練習してみたり。
子どもの学校では専用の教本を使ってリズム練習しているそうです。
パーカッションの先輩が前に立って毎朝手拍子で行っていますが、なかなかできないリズムが多くて・・・
ワイワイ楽しくやっていたらパーカスの先輩に「真面目にやって!」と怒られたそうです(笑)
こういった練習に力をいれるのもありですよね。
マウスピースだけで練習
金管楽器ならマウスピースだけで音階が出せます。
マウスピースだけなら静かに練習できるし、タンギングの練習にも。
これなら自宅でやっても迷惑にならないですね。
曲を聴く
音を出すのが難しいのなら、曲を聴き込むのもいいですね。
自分の目指す理想の音楽をもっておくと上達しやすいです。
曲を聴きながらリズム練習してみると、自分と違う演奏をしているところが分かることも。
カラオケ練習するときも、曲聴きながら歌いますよね。
それと同じですね!
この記事では吹奏楽部の練習場所についてご紹介しました。
学校以外で練習できる場所は多いようで少ないですが、いつもと違う場所で練習したり、いつもとは違う練習法を試すのもいい機会になりそうです。
練習できない時間を無駄に過ごさず、有意義なものにしてみてくださいね。
このご時世、お買い物に行くのも大変ですよね。
楽器関連で必要なものは島村楽器がおすすめです。
品ぞろえも良いですし、楽器が欲しい時も店員さんが試し吹きをして良いものを選んでもらえます。
また最近話題になっているサックス用のゴッツ(Gottsu)”サイレント リード”(Silent Reed)も島村楽器では扱っているんですよ。
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他にも「こんなものあったんだ!」とびっくりするようなものが沢山あるので、見てみてくださいね。