子どもが仲良くしているトロンボーンの子のスライドにかわいい紐が付いていました。
「これ何?」と聞くと、「手が短くてトロンボーンの一番遠いところのポジションにスライドをあわせられないから、紐をつけてポンと飛ばしてる。」と。
「その面白そうな話をもっと聞きたい!」と話していると、紐は手作りなんだよと教えてくれたそう。
そして意外と簡単に作れるのだとか。
子ども(クラリネット)がなぜか実践して見せてくれたので、トロンボーンに付ける紐の作り方をご紹介します。
Contents
トロンボーンに付ける紐の作り方
トロンボーンに付ける紐は、指が痛くならない紐がおすすめです。
今回は、小学校の体操袋などに使う紐を使っています。
ちょっと太めですが、引っ張っても痛くない紐はこれかなと・・・
紐は40センチ程度。

真ん中を輪にして結びます。

穴の大きさは右手薬指にフィットする大きさで。

それをトロンボーンに付けます。
紐は10㎝より長くならないように。
あまり長いと引っ張って戻せなくなるそうです。
どうしても指が滑ったり楽器に付けている部分が外れやすい場合は、ビーズなどを間に噛ませると外れにくくなるそうです。
トロンボーン奏者の海江田紅さんも紐の付け方を紹介されていますので、参考にしてみてください。
【トロンボーンスライド紐の使い方!】
買ったり作ったりはしたものの「どう使ったらいいか分からない!」という質問をよくいただくので、簡単に説明してみました!#トロンボーン #trombone #スライド #ヒモ pic.twitter.com/AmMN4XPAYr— 海江田 紅 (@Be_42BO) August 29, 2018
先輩が後輩のために作成している人も。優しい!
後輩のためにトロンボーンの紐作った。後輩がどんくらい届かないか検討もつかなかったから三本用意してみました。。
うん。。何やってるんだ受験生。 pic.twitter.com/t3pBMDnbVn
— セサミ@トロンボーン専用垢 (@DYSfm6doEziG5jm) July 22, 2017
トロンボーンに付ける紐 おすすめの種類
固い紐だと指が切れてしまうので注意が必要。
あと、ツルツルした紐だと指から抜けてしまうので良い感じにとどまる紐が良いそうです。
おすすめの紐
綿の紐をお勧めする人が多くて、
- 洋服のパーカーの紐
- ズボンに入ってる紐
- 学校の日誌などについてる黒い紐
がおすすめなんだとか。
お金のある人は
- 登山用のザイル
- 登山用ロープ
はとても使い勝手がいいのだそう。
指に食い込む感じが無くて痛くないらしいですよ。
選ばないほうが良い紐
- 伸縮性のある紐
- ゴム紐
- 色落ちする紐
だそうです。
伸縮性があると、7ポジションに飛ばした時にビヨンと伸びて狙ったところにスライドが行かなくなってしまいます。
色落ちする紐は手に汗をかいたとき、汚くなってしまいますね。
色落ちしないかどうか一度濡らしてティッシュやハンカチなどでおさえてみて、色うつりしないかどうかを確認してから使うようにしましょう。
トロンボーンに付ける紐は買うこともできる
7ポジション専用の紐として、「マジック・ループ」と言う紐がヤマハなどの楽器店やネットならAmazonでも売られています。
伊賀組みひもを使っているそうで、使う紐によって音が変わってくるというのです。
30年以上のロングセラー商品のようなので、トロンボーン愛好者には人気なのかも。
【トロンボーン周辺小物|新着情報】トロンボーンの7ポジション用「紐」にオシャレな「組紐」バージョン(画像右)が登場(^-^)/ 見た目だけでなく、強度もGood♪ 4F管楽器売場にて取扱中☆ pic.twitter.com/1TPGAJN0Aq
— ヤマハ銀座店 (@yamaha_ginza) September 18, 2016
黒い方が750円(マジック・ループ スタンダード)、赤い方が1600円(マジック・ループ プロフェッショナル
)って書いてありますね、、、
ちょっと高いけどいい音が出るなら使ってみたいかも・・・?
この記事ではトロンボーンのスライドに付ける紐の作り方をご紹介してきました。
作るのも簡単だし、付けるのも簡単なこの紐。
でもまさかの最後のマジック・ループの登場により、紐の種類によって音の質が違ってくるという事実が判明しました。
それなら自分で作る時も、いろいろな種類の紐を試してみると良いのかもしれませんね。
組み紐はたしか映画「君の名は」が流行った時に作るのが流行ったような・・・(流行りは一瞬だった気もするけど)
出来る人は組みひもを作って付けてみると、1600円の紐と同じような音色が出せるのかも?
たかが紐、されど紐。
いろいろと試してみるのも楽しそうですね。
このご時世、お買い物に行くのも大変ですよね。
楽器関連で必要なものは島村楽器がおすすめです。
品ぞろえも良いですし、楽器が欲しい時も店員さんが試し吹きをして良いものを選んでもらえます。
また最近話題になっているサックス用のゴッツ(Gottsu)”サイレント リード”(Silent Reed)も島村楽器では扱っているんですよ。
|
他にも「こんなものあったんだ!」とびっくりするようなものが沢山あるので、見てみてくださいね。