吹奏楽の楽器

打楽器の正しい運搬方法 ティンパニの淵は持つな!

打楽器の運搬方法 ティンパニの淵は持つな!

演奏会では打楽器を部員や有志の保護者が運ぶことも多いですよね。

打楽器を全部運ぶには部員だけでは人手が足りないし、車もないので保護者の方に運搬してもらえるのはありがたい話です。

でもそのたびに打楽器の正しい運搬方法を知らない人がいて、パーカッションパートの悲しい顔をみることに。

新しい顧問の先生は

「打楽器を運んでくれる保護者の方に正しい運搬方法についての説明会をする」

と言ってパーカッションパートのパートリーダーの子がプレゼンターとなっての説明会が行われました。

打楽器の正しい運搬方法説明会に私も参加してきました。

 

打楽器の正しい運搬方法

打楽器にはそれぞれ楽器ごとに正しい運搬方法があります。

難しくはないですが、ややこしくて、知らなければやってしまいそうな事ばかり。

正しい運搬方法が守れないと数十万、数百万もする楽器が壊れてしまうこともあると聞いてびっくりです。

鍵盤楽器

鍵盤楽器は鍵盤と下の部分をバラバラにできるので、基本的にはバラバラにするそうです。

運搬後の時間がない時や演奏会場が近い時は鍵盤楽器も組み立てた状態で運ぶことがあるそうです。

バラバラにした鍵盤楽器は、鍵盤部分は丁寧に毛布に包み、下の部分はゆっくりと丁寧に運びます。

もちろん、鍵盤の上に物を置いてはいけません。

バラバラにしない場合は、鍵盤を持って持ち上げると壊れる原因になるため、下の部分を持ち上げて運ぶそうです。

また鍵盤の外し方も決まりがあるので、このあたりは部員に任せてほしいとのこと。

シロフォンなどペダルの付いているものをどうするかという細かい事は、パーカッションパートの子が良く知ってるので、子供だけど指示に従ってほしいとのことでした。

そこで1人の保護者から「運べるような状態にしておいてもらえると助かる、上に物を乗せてはいけない部品のエリアを分けて置いておいてほしい」との意見が。

さらに大きな紙に部品の名前を書いて張っておいてもらえると運びやすいという意見も。

できるだけ対応しますとのことで話は次に。

ティンパニ

ティンパニは打楽器の中でも一番繊細な楽器です。

ティンパニは1人で運ばないこと。

ガタガタと揺れないようにしてほしいこと。

淵ではなくて、下の大きなところから持ち上げてほしいこと。

ペダルが踏み込まれた状態になっているかを確認してほしいこと。

などが説明されました。

ほんとに繊細な楽器で・・・という思いの強い説明を受けて「ティンパニだけは部員さんに運んでもらえると助かるかもしれないね。あと積むトラックに1人指示を出せる担当の人が載っておいてもらえると助かるね。」という話になりました。

トラック担当は顧問の先生がすることになりそうです。

チャイム

1本ずつはずして運びます。

大きくて長いですが、ぶつからないように丁寧にと言うことでした。

またバラバラにならないように、まとめて1ヶ所に置いてほしいと。

ということで「名前か印でも書いといてください」という話に。

スネア

スネアはケースがあるものはケースに入れるそうです。

その際、楽器の裏側の針金のようなところには触らないでと言われました。

その針金のようなところで音が調節されているからだとか。

できるだけケースに入れた状態置いておくけど、1つケースがないそうで、そぉっと毛布にくるんでおきますとのことでした。

シンバル

シンバルもケースがあるので入れるということです。

スタンドにのせたまま運ばないようにとのことでした。

どの楽器もスタンドから外して、ケースに入れるなり毛布にくるむなりして運びます。

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打楽器の正しい運搬方法 ティンパニの淵を持ってはいけない理由

打楽器の中でも一番繊細な楽器ティンパニ。

その割に大きくて数も多いので、ティンパニの運搬には複数の人数が必要です。

説明会ではできるだけ部員さんに運んでほしいということになりましたが、実際、本番になるとその日だけ出てこれるお父さんとか手伝ってくれそうな楽器ナンバーワンとなります。

ティンパニと言う楽器は、薄い皮を大きなお椀にのせて、周りをワイヤーのようなもので固定してあるだけの楽器です。

だから、ちょっとでも周りのワイヤーのようなところに力がかかると、皮の張り具合が変わってしまったり、ワイヤーと皮の間にすき間ができてしまったりするんですよね。

酷い場合には音が変わってしまったり、音程が合わなくなってしまいます。

分かりやすい例でいうと、コップにラップをかぶせて輪ゴムをかけた状態。

それがティンパニ。

コップにラップをかぶせて輪ゴムをかけてあるのに、その輪ゴムだけを持ってコップを移動させたらどうなるか・・・

輪ゴムが外れたり、ずれたりして、ラップが外れたり酷い場合はコップが下に落ちて割れたりしますね。

それと同じことがティンパニでも起こってしまうんです。

でもそれを理解している人は少なくて、同じ吹奏楽部でも知らない人がたくさんいます。

本当に繊細な楽器なので扱いには気をつけなくてはいけないんですね。

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打楽器を運搬するときのおすすめの車種

打楽器を運搬するなら大きめの車やワゴン車、トラックがおすすめです。

ハッチバック付きの車

ホンダフィットのように、ハッチバックが後ろに跳ね上がる形の車ならシロフォンなどが運べます。

長さの長いものは助手席まで使うことができれば、入れて運ぶことができます。

ですが車内に傷がついてしまう可能性があること、汚れてしまう可能性があることを考えると、個人の車には毛布でくるんだものを中心に運んでもらう方が良さそうです。

ワゴン車

ワゴン車は高さが130㎝近くあるので、大きめの打楽器でも載せやすいです。

実際、吹奏楽部ではワゴン車を持っている保護者の人を中心に打楽器の運搬が行われます。

ですがワゴン車の車内を傷つけてしまう可能性があることから、できるだけ毛布や緩衝材を準備してすき間に敷き詰めるほうがいいです。

緩衝材をはさむことで打楽器に加わる衝撃も最小限に抑えることができます。

トラック

一番いいのは、トラックをレンタルしたり引っ越し屋さんに来てもらうことです。

部費に余裕があったり、お金が集められる場合はトラックを借りましょう。

業者の方がやってくれる場合はお任せすると楽器の運搬に慣れている場合もあります。

トラックを自前で借りて自分達で運ぶ場合は、荷台に緩衝材を敷き詰めることと楽器を乗せる際に楽器について詳しい人がしっかり指示を出すことが大切です。

 

この記事では打楽器の運搬方法についてお伝えしてきました。

自分の楽器は自分で運ぶものなんだから、打楽器は打楽器パートが運べばいいじゃないかと言う冷徹合理的な人もいるかもしれません。

でも人数が少ない部であるほど、打楽器を運ぶのには人手がいります。

演奏にはたくさんの種類の打楽器が必要ですもんね。

大変だろうと思って運ぶのを手伝っている際に「そこは!!!」と怒られたら「なんだよせっかく手伝ってやったのに」という気持ちにもなってしまいます。

ですから本当は、事前に打楽器の運び方については全パートの人が学んでおくべきことなのかもしれません。

荷物を運んだりみんなで協力して何かをするというのはなかなか大変なことではありますが、事前の準備や連絡、意思疎通ができるようにしてスムーズに運搬できるようにしたいですね。

保護者同士でもめごともありませんように・・・。

子供以上にめんどくさいのが保護者だったりするから・・・ひやひやものです(笑)

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