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テレワーク合奏のやり方 吹奏楽部も在宅で活動ができる?

テレワーク合奏のやり方 吹奏楽部も在宅で活動できる
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コロナウイルス蔓延のため休校になっている中、吹奏楽部の練習も無くなっています。

どうにかして吹奏楽部全体やパートだけでも、テレワークで合奏できるやり方はないだろうか?と考える人もたくさんいるのではないでしょうか。

先日、新日本フィルテレワーク部の皆さんが、テレワーク合奏でパプリカを演奏した動画をアップされていました。

こうやってテレワークで合奏できるなら吹奏楽部もテレワーク合奏できるんじゃ・・・?と、希望が持てますね。

テレワーク合奏はどうすればできるのでしょうか?

テレワーク合奏のやり方を調べてみました。

 

Contents

テレワーク合奏のやり方 シンニチテレワーク部のパプリカ

シンニチテレワーク部のパプリカはほんとうに「すごい!」の一言。

このテレワークパプリカを観て、コンマスの西江辰郎さんのファンになってしまいました(笑)

右上の赤い布を当てていらっしゃるバイオリンの方が西江さん。

何度見てもかっこいい。

さて、このシンニチテレワーク部のテレワーク合奏、みんなでフェイスタイムやZOOMでつないで演奏しているのでしょうか?

実際はちょっと違うようなんです。

シンニチテレワーク部のテレワーク合奏のやり方

シンニチテレワーク部の遠隔パプリカ、そのやり方は新日本フィル、テレワーク部の発起人、山口尚人さんがBuzzFeedで語っていらっしゃいます。

Web会議のように同じタイミングで演奏しているわけではなくて、各自の自宅や好きな場所で自分のパートの演奏動画を自撮りしてもらい、僕がそれを集め、1本の動画に編集しています。

つまり、それぞれが音源を聞きながら個別で演奏してそれを山口さんへ送り、山口さんが編集して合奏としてアップしたということなんですね。

みなさん演奏したときは1人なので、動画が出来上がるまでどのような出来なのかが分からないんだそうです。

テレワーク合奏の問題点

朝の情報番組などを観ていると、中継をつないだ時、スタジオと中継先でちょっとちょっと会話が遅れていますよね。

データ通信による2秒の遅れが出ているそうなんですが、それと同じことがテレワークアプリを使った合奏でも起こります。

テレワークアプリを使って一緒に演奏すると、それぞれ約2秒間の遅れが出てきてしまうので一緒に合奏ができないんです。

ですからこちらが発した音は2秒後に相手に聞こえてしまう。

だからテレワークアプリで合奏するのはとても至難の業なんです。

それで、シンニチテレワーク部の合奏は個々の演奏を集めて編集して合わせて作り上げられているんですね。

さらにシンニチテレワーク部では、録音機器の違いのせいなのか、送信時の兼ね合いなのかわからないけれど、それぞれの演奏にずれが出てきてしまったそうです。

機械の問題などがいろいろあったようですが、それをみんなでがんばって、何度も撮りなおしたりして克服されたのだそうです。

テレワーク合奏のやり方 吹奏楽部が在宅で活動するには

シンニチテレワーク部のやり方では、私達が思うような「みんなで」合奏はできなさそうです。

では、フェイスタイムやZOOMなど企業のみなさんがテレワークをするために使っているアプリを使って合奏やパート練習はできないのでしょうか。

テレワーク用アプリを使った合奏は難しい

テレワーク用のアプリは、会議など人と人との会話で使うものとして開発されています。

ですから接続やネット速度の問題から、届くまでに2秒間のずれができてしまうんです。

そうなると、同じように音を出しても聞こえるのは2秒後。

演奏中の2秒のずれは致命的。

便利なテレワークアプリも音楽には向いていないんですね。

テレワーク用アプリを使ったパート練習

ではパート練習ならどうでしょうか。

一緒に吹くとなると、2秒の差ができてしまうのでなかなか難しいです。

でも、パートリーダーがみんなが吹くのを聞くだけなら。

意外とうまくいくのではないでしょうか。

相手の音を聴くのには2秒の差ができる。

だけど受け取るだけの人は同じタイミングのはず。

つまり、吹く人は音量をオフにして演奏し、パートリーダーだけ吹かずにみんなの演奏を聴くんです。

そうすればパート練習くらいならできそうです。

でも、隣の人の音や息遣い、動きなどと合わせながら演奏するのが吹奏楽なので、それを感じ取れずに淡々と演奏するだけではいつものような練習とはいかないかもしれません。

また演奏する場所の問題もあります。

家の中で演奏すると騒音になってしまうためできない人も多いですよね。

まだまだテレワークで楽器を演奏するには多くの問題がありそうです。

テレワーク合奏のやり方 ヤマハ遠隔合奏サービス『SYNCROOM』

こうしたテレワークの問題を解決したアプリがヤマハから登場します。

ヤマハ遠隔合奏サービス『SYNCROOM』というアプリで、テレワークアプリの2秒遅れる問題を最小限にした音楽家にうれしい画期的なアプリだそうです。

最大5拠点での通信が可能ということで、このアプリを使えばパート練習くらいはできそうです。

ヤマハ遠隔合奏サービス『SYNCROOM』は2020年6月から配信予定。

現在はNETDUETTOという似たような機能を持ったアプリが配信されているようですが、SYNCROOMの配信開始とともにサービスが終了する予定だそうです。

自宅で楽器演奏が可能な人は、このアプリをみんなで試してみると練習できるかもしれません。

コンクールもどうなるか危うい状況ではありますが、夏ごろにワクチンができるだろうという話も上がっているので、来年のアンサンブルコンテストやソロコンテストは開催される可能性が高いです。

誰もが練習できるわけではないこの状況で練習場所があるのなら、今のうちに個人練習をたっぷりしてレベルアップしておくのもいいですよね。

 

この記事ではテレワーク合奏のやり方についてお伝えしてきました。

普段使っているLINEやフェイスタイムでは、音のセッションはなかなか難しいものなんですね。

吹奏楽コンクールも中止となってしまいました。

吹奏楽コンクールありきの部活にどーのこーのというネットの声もありますが、実際、コンクールに出る、賞をとるという目標を持って頑張っている吹奏楽部にとって、コンクールは大切なものです。

コンクールが無かったらやる気が出ないという気持ちもわかります。

でもこればかりは仕方ありませんし、ひょっとしたらコンクールの代わりに何かあるかもしれません。

来年3月のアンサンブルコンテストなど、他の大会はおそらくあるのではないでしょうか。

その大会にむけて準備を進めておく期間にしたり、3年生なら部活があったらなかなかできない勉強をやり込んでおいて3月の大会にも出る!という方法もあります。

あまりにも練習をお休みしていると腕がなまってしまいますね。

出来るだけ個人練習などをやって、いつ部活が始まってもいいように練習しておきましょう。

私達保護者も、練習できる場所や部屋を一緒に考えて、少しでも練習する時間がとれるように協力してあげる必要がありそうですね。

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